少年ジャイアンツ(1)の言葉の意味

少年ジャイアンツ(1)

南信一は一風変わった少年。
学校へは行かず長屋暮らし。
そこには信一のことを「若さま」と呼ぶなぞの老人がいて、連日信一に難しい勉強を教えている。
なによりも近所のY高校野球部の連中が一番驚いたのは、信一がかの巨人軍からのスカウトを断って「少年ジャイアンツ」という野球チームを作っていること。
へなちょこばかりのそのチームをバカにしたY高野球部に信一は挑戦状を叩き付けた!!南信一は莫大な財産を所有する南観光のひとり息子だった。
その信一に影のように付きまとい、財産を横取りしようと暗躍する男・竜源。
母が不可解な事故に遭ったのも竜源の仕業に違いない。
急いで郷里へ戻った信一は、追ってきた王、長島、金田にハワイからやって来た野球少年・ワイアラエを紹介される。
さっそく三日後にハワイチームと試合をすることになった少年ジャイアンツだったが…!?南観光はとうとう竜源の手に渡ってしまった。
借金まみれとなった南家を救おうと信一は断り続けていた巨人軍入りを申し込む。
しかし右肩を壊しているのを隠し、金のためにプロ野球に入ろうとする自分にどうしようもなく腹が立つ。
しかし少年ジャイアンツのチームメイトと野球をすると不思議と信一の心は洗われるのだった。
合否の通知が届いた時、信一が下した決断とは!?瀬祭ちほは運送会社のひとり娘。
両親を亡くし祖母とふたりで暮らしている。
ある日いつものように神社にお参りに行くと、なんと弁天様が姿を現し瀬祭家の先祖が犯したある罪を語った。
そしてちほが演歌を歌うことでその罪が贖われるのだと言い、ちほを艶やかな歌姫・紅魅兎に変身させる! 翌日届いたご託宣に従い、南西に向かうちほ達。
デコトラに乗って全国津々浦々! ちほの歌声はどこまでも響き渡る!!ちほ達は青森へ到着。
悲しげに津軽三味線を弾く由貴と出会い、やがて由貴も瀬祭の一族であることを知る。
そこでは雪女にまつわる祟りが言い伝えられ、祭ごとに人々に災いが降りかかっていた。
なんとかちほの歌声と由貴の三味線の音で土地の魔物たちを退治した一行は新たなご託宣を受け、一路西へと向かう。
途中立ち寄ったサービスエリアではなんだか生意気な子どもと関わることに。
その名も瀬祭鼓次郎と言って……!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013588